認知症の方との関わり方や対応の方法

施設でのいくつかの事例


30歳になる介護施設で働く現役の介護福祉士です。

認知症の方とは常日頃関わっているのですが、それでも対応の難しさを痛感することは実際多いです。

認知症の方との関わり方や対応の方法について、施設でのいくつかの事例をもとにお話したいと思います。


ケース1:何度も同じことを話す、質問する

多くの認知症の方がそうなのですが、同じことを何度も聞いたり話したりすることがあります。

ついストレスが溜まりがちなのですが、ここで感情的になってしまってはいけません。

どの認知症の方の行動についてもまずは「なぜこのような行動をするのか」を念頭において対応することが重要です。

この場合、忘れてしまっているだけではありません。何故同じことを何度も聞くのか、話すのか。

それはその方にとってはこだわりがあったり、大切な思いでだったり・・・重要な意味を持つことがあるからです。

例えば食事や入浴の時間を何度も聞く、食事を食べていない、入浴していないと何度も話す。

これは、その方にとって食事は大きな楽しみであり、重要な部分を占める事柄である可能性が高いです。健康な人でもそうですよね。

次の食事はいつかな?何を食べようかな?お風呂はいつ頃入ろうかな?なんて考えませんか?認知症の方も同じです。

気になるから、忘れてしまうだけではなく何度も聞くのです。 そう言った場合にはタイムスケジュールを作って掲示してあげると有効です。

食事の時間、入浴の時間を目で見ていつでも確認できるようにしてみると、相手の方も安心して生活が送れるのではないでしょうか。


ケース2:家に帰りたいと訴える

こちらもケース1同様、家に帰りたい、というのは人の基本的な生活リズムからくる願望です。

また、時間を持て余すことで何故自分はここにいるのか?その理由がわからずに帰りたい、という気持ちにつながります。

帰れません、と一言で終わらせるのではなく、一緒に散歩をしてみる、またはスタッフの手伝いをしてもらうことで役割をつくることで自身の存在意義を見つけることが重要です。

またはご家族さんの協力を得て一時的に家に帰る、外出するなども効果的です。(場合によってはそのまま施設に戻りたくない、ということもありますが・・・)


ケース3:物がなくなったと訴える

多くはお金がなくなったと言われる場合があります。

そういった場合は、実際にはすでに使っていたり自身でどこかにしまっていたりすることがほとんどですが、認知症の方にそのまま説明しても納得はしてくれないでしょう。

まずは一緒に探してあげましょう。見つかれば安心されますし、家族さんが持ち帰っている、すでに使ってしまってない、そもそも持ってきていないような場合は少しずつ会話を他のことに向け気分転換を図ります。

自身で置場所を変えてしまうような場合には、あらかじめどこになにをしまっているのかをメモ等で示しておいたり、お金の場合は何に使ったのか利用者さん自身に書いてもらうなども良いでしょう。

認知症の方の対応で重要なのは、絶対に否定をしないこと。理解しようとせずに突き放してしまうことだけは絶対にやめましょう。

相手の立場にたち、理解しようとすることで、自然とその方の行動の意味がわかるようになり、対応する上でも役立つことでしょう。

ボケ防止に効く食べ物


美容皮膚科で赤ら顔のレーザー照射による治療